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活動報告

国会議員のあるべき姿とは

 7月11日の参議院選挙前、各種報道から参院不要論が叫ばれる中、6/23付で山本忠さんという方から、初めて以下のメールを頂きました。

1) 国会議員の定数を小選挙区については1都1道2府43県の47選挙区47名、全国区を同数47名、合計で94名にすべきである。その一方で公設秘書は増やすべきである。
2) 官僚が保身のために政策を立案している傾向があるので、官僚の審査罷免が出来る制度を導入すべき。

 今や国と地方の負債が合計で700兆円を超え、その莫大な負債削減として行政面でのリストラが求められている中、国会議員の定数削減については、衆議院で500名を超える定数から480名に削減され、参議院で252名から前回、今回で10名の削減が行われ定数242名となったことから、議員自身の身を危ぶむ定数削減に関する議論は真剣に行われていない状況です。

 参議院で1票の格差も5倍以上となり、最高裁でもこの格差を「憲法違反」に問われかねない懸念として指摘される中、一人一人の票の重みについて真摯な議論をしなければならないのに、国会議員の中からは、その様な議論が巻き起こってこないのは何故なのか。

 大田区千束を地盤とされていた元区議が、「国会議員には、3種類の議員がいる、第一は、何が何でも国会議員であり続けることを目標とする議員、第二は、一度は大臣になってやろうと考えている議員、第三が総理大臣を目指す議員」と私に話して下さったことがあります。

 しかし、私には、今の日本の状況を考えればこの3種類の議員どれもいらない気がします。今、求められる議員は、膨大な負債を抱えた国家財政再建、テロ・北朝鮮などに対する安全保障問題、グローバル社会での経済活動など、21世紀の進むべき日本の国家像を示し、その方向に国を引っ張り、日本がその方向に上手く進んだら潔く職を辞し、次世代にその責務を引き継ぐ覚悟のある国会議員であると思います。

 私の話は、今の政治を見ていると所詮理想だと批判される方もいらっしゃるでしょうが、明治維新の薩長土肥の若い志士は、西洋列強の国々に日本が清国の様に支配されぬよう、命を懸けて自分の地位など省みず尊皇攘夷に傾注していったのです。マスコミが今、戦後に続く第三の維新が必要だというなら、薩長土肥の志士の様な政治家が求められていると私は確信しております。

 私が昨年の衆議院選挙に敗れた際、マスコミの一部から、地方議会の経験もなく、国政を目指すのは無理だといった批判もありましたが、市議会、県議会そして国政を目指す議員の方々には、どうしても前述した3種類の議員が多いと思います。それは、そういう方々は地を這いつくばって、這い上がってきた筋金入りの政治家だからです。そして、そういう筋金入りと謂われる政治家はどうしても、応援してくれた地元の方々のことを考えると政治家の地位に恋々としてしまう傾向があるのではないでしょうか。

 勿論、区議会、都議会から国会議員になった方でも、国会議員の定数を半分にすべきだと主張する気概ある自民党議員もいます。

 私は、理想主義と批判されるかもしれませんが、国会議員の定数は、衆議院250名程度、参議院125名程度にし、アメリカ合衆国の上院100名、下院250名と同様にすべきであると考えます。そして、アメリカ議会の様に、政策立案、その折衝に注力する為の公設秘書を増やし、大臣に選任されたときは、現状の様にたった一人の政務秘書官を役所に引き連れていくのではなく、10名程度の政務秘書官を連れて行ける様にすれば役所にコントロールされる大臣ではなく、役所をコントロール出来る大臣になれると考えます。そして、やがては、アメリカ同様、役所の要職には大臣が民間から指名した人間を当てることも可能にすべきです。それが、国民の為の民意を反映した政治を行うために必要不可欠なはずです。

 繰り返しになりますが、私の意見は所詮理想だと批判されるかもしれません。しかし、21世紀の日本を衰退させず、世界をリードする日本とする為の理想を追い求め、理想を声高らかに主張出来る国会議員でありたく、私はそういう国会議員を目指して活動して参ります。

 平成16年7月 石原ひろたか

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