国会議員ではない、選挙区支部長(衆議院小選挙区の将来の候補者)の私が、党の幹事長に一月に何度も会うことは滅多にはありません。どういう縁か9月は、安部晋三幹事長(現幹事長代理)に3度会う機会がありました。1度目は、小泉首相初訪朝からまる2年目を迎えた9月17日に拉致被害者の家族会や支援団体・救う会などが主催した「緊急国民集会」(東京・千代田区の九段会館)の場です。定員1200人を大幅に超える約3500人もの大勢の方が集まったことから、屋外の駐車場に設置されたテレビモニターの前にも人垣が出来る程の盛り上がりぶりで、会場内で挨拶をされた安倍幹事長が、駐車場に出てきて、再度、会場に入れなかった方々に挨拶をされている場でお会いしました。家族会の精神的支柱である安倍幹事長と共に、国家主権を踏みにじり、人の人生をめちゃくちゃにしたこの問題に対して、私も大いに取り組んで行きます。
![]() 安倍幹事長と有楽町マリオンの 党改革に関する街頭演説にて |
2度目は、安倍幹事長が、若手の議員や、都内の選挙区支部長に声を掛け、安倍幹事長が委員長を勤める党改革検証・推進委員会がまとめた党改革に関する中間報告について、有楽町のマリオン前で街頭演説を行った9月22日です。
中間報告では候補者選考プロセスの改善策として、空白区及び補欠選挙区で公募による候補者・支部長選考を行うことを原則とし、公募制度管理委員会を設けて選考方法を決定することや、政治資金の問題については一層の透明化を図るために、党本部、選挙区支部、比例区支部、所属国会議員の資金管理団体の収支報告書を党のホームページに一括して公開すること、また、献金は原則銀行振込にすることが盛り込まれました。
街頭に立った安倍幹事長は、中間報告の内容を説明するとともに、不退転の決意で党改革を進めることを、マリオン前に集まった方々に訴えました。その後、10月5日には、自民党内に「党改革実行本部」を設置し、安倍本部長が党改革の旗手として早速動き出したことも、ここで報告致します。
3度目は、品川区の都議会議員である佐藤裕彦議員のパーティ―が開かれた9月30日です。安倍幹事長代理は、「もう少し、早くパーティーが開催されていたら、幹事長代理でなく、幹事長として挨拶が出来たのですが」と冗談を言われ聴衆を笑わせていました。
9月27日の内閣改造、党執行部の刷新により、安倍幹事長は、党改革を引き続き進めるために、幹事長代理として、党7役に残ることになりました。
私としては、内閣、党執行部から安倍幹事長が離れ、自民党の若手政治家のリーダーの一人として、その活動に専念した方が、しがらみの無いダイナミックな改革が進み、その中から自民党の若手にもこんなにも沢山の、素晴らしい人材が居るということを示せると思います。そして、ポスト小泉として、安倍さんの様なリーダーがいるということを有権者に幅広く知って頂ければ、これからの自民党に対する期待もより高まったのではないかと思うと、私の気持ちの中では残念な面は否めません。しかし、党改革はしっかりと進めねばならず、自民党への信頼を回復することは急務であり、安倍党改革実行本部長のリーダーシップのもと、支部長である私も声をあげて意見し、信頼得る改革を是が非でも進めなければなりません。
さて、先日、20歳代の若者向けのセミナーで講演をさせて頂く機会がありました。講演後の懇親会で、20代半ばの女性と話をしていたら、「政治家は自分の事ばかり考えていて信用出来ない」と耳の痛い話しが出ました。日頃、地元ではどちらかというと年上の方々とお話する機会は多いのですが、もっと若い方とも話す機会を増やし、積極的にいろいろな意見を聞かせてもらいたいと反省しました。このホームページを読んで頂いている方、また街頭で私を見かけた方、どうか気軽に「修行中の身」である石原ひろたかへ声をかけるなり、メイルなり、どんどんお話を聞かせて下さい。
若い方から見れば、年金、介護と、現在の社会保障システムでは、若い世代に多く負担を負わせる議論がされている中で、政治家に対する不信感が募るのも無理のない話です。私は、堺屋太一さんが危惧される平成30年の日本の将来について政治家として責任を負えるのは、やはり50歳以下の政治家が中心になると思います。国民が期待する社会保障制度の見直しについては、我々世代の政治家がしっかりと責任を負い、議論をし、有権者に説明してゆく必要があります。もちろん、先輩方の貴重な意見にも謙虚に耳を傾け、国民の幸せ、世界をリードする国家として、責任ある政治家として行動することが、我々若い政治家の責務です。私は、そういった責任を必ずまっとう出来る政治家となるために、その志をもって活動してゆく所存です。
平成16年10月 石原ひろたか