新年明けましておめでとうございます。
昨年、7月に行われた東京都議会選挙では、私の選挙区(品川区、大田区調布地区、伊豆七島、小笠原諸島)から6名の自民党都議会議員が当選し、そして続く9月の衆議院選挙では、2度目の挑戦で私自身も小選挙区で勝利し衆議院議員になることが出来ました。 これまで、応援を頂いた皆様に心から感謝を申し上げます。
昨年の新年挨拶で、「地元での政治活動を通し、皆様とお話した上で、今こそまさに、政治が変わらなければならない、この数年与野党共に「改革するぞ」と言われ続けている日本の政治が、もはや待ったなしの状況で大変な危機感を私は抱いています。」と冒頭にお話をさせて頂きました。
しかし、先の衆議院選挙を経て、私自身、正に真の改革が、生まれ変わった自民党により本格稼動したとの実感を抱けるようになりました。そのことは、昨年末の日経新聞の世論調査(12月27日朝刊記載、23〜25日に調査実施、有効回答者数904件)でも、小泉首相の政策について、評価をされる方が67%おり、内閣支持率が59%という高い水準であることからも、多くの方々が同様の認識を持たれているということではないでしょうか。
今年は、平成18年度予算を速やかに成立させ、昨年末に示された公務員改革、医療制度改革、道路特定財源を主とする特別会計の改革、政府系金融機関の統廃合等の詳細を詰め、法整備を行う年であり、改革のスピードを更に加速させなければなりません。
6月には政府が歳出・歳入の抜本的な改革案を提示し、中長期の財政再建策を提示することになっていますが、その段階で私は、12月の月例報告でも述べましたが、現状の債務を何処まで減らすべきかを国民に示す必要があると考えます。そして、そのための消費税の議論を、行政財政改革の進捗状況を考慮しつつ、始めるべきか考えても良いと思います。勿論、小泉首相、武部幹事長が言われるように、増税の話を出すと歳出改革が手ぬるくなるとの懸念もありますから、その点は注意しなければなりませんが、財政再建の方向をハッキリさせることで、将来への希望も広がるものと考えます。定率減税の段階的な廃止の影響、経済状況にも予断は許しませんが、信念を貫いて改革を進める勇気が必要であると私は考えます。
私の論調は財政再建論だけを強調していると思われる方もいらっしゃると思いますが、勿論、財政再建の議論だけではなく、日本が抱えるその他の問題についても、果敢に挑戦してゆかなければなりません。昨年、私も出演した報道ステーションの特番で佐藤ゆかり議員が、「これからは行財政改革だけではなく、心の、意識の構造改革を行わなければいけない」と発言されていましたが、私もその通りだと思います。幼い子供殺害する痛ましい事件が昨年末連続的に起こりました。その前には、少年が両親を殺害するような事件も起こりました。教育の問題にもしっかりと目を向けていかなければなりません。
自民党は昨年11月15日に立党50年を迎え、11月22日に立党50年の記念党大会を開催しましたが、その党大会の最後に述べられた立党50年宣言の最後に「我々はわが国の歴史と伝統と文化を尊び、その是をとって非を除き、道徳の高揚につとめ、国際社会の責任ある一員として積極的に活動する国家の実現を国民に約束する」と宣言しました。幹事長が、この立党50年宣言の最後の部分を引用し、「道徳の高揚」の必要性を訴えられていましたが、国会の場では教育基本法の改正の中で、この点をしっかりと明記してゆくこと、更に、私は、我々子供を持つ、親の世代が、地域、地域で他人の子供についても考え、「道徳の高揚」のために何をすべきか、思案し実践してゆく必要があると思います。
私が感心するひとつの例ですが、私が住む品川区大崎の芳水小学校では、居木神社の神主でもありPTA会長の森田さんを中心に、PTAの親御さん、小学校の先生方が協力して、1月に全校生徒に餅つきをさせますが、日本の伝統・文化を教えると共に、協同作業を子供たちに行わせることで、他人への気遣い等、道徳心の向上に結びつく活動が行われています。私は、教育は家庭、学校、そして地域が連携することで理想の教育が可能になると考えますから、この様な地域の活動は大変重要なことだと思います。言葉だけで終わることのない、地道な活動を通して、子供たちに、親の世代が一丸となって、「道徳心の高揚」に結びつく活動を施してゆく必要があると思います。
政治に求められるものは、国家の繁栄に結びつくビジョンであり、それを実現してゆく行動力であり、そして国民が納得する結果です。行財政改革、教育改革に止まらず、少子化・子育て支援の問題、中小企業、商店街活性化の問題、一連の耐震偽装に代表される脱倫理感の問題、国家主権・国民の安全の重要問題である北朝鮮拉致解決は時間的にも待った無し、そしていよいよ始まる憲法改正の議論等政治に対する国民の期待は膨大なものですが、ひとつひとつこれらの問題にも着手し、具体的なビジョンを示し、国民の納得のいく結果をもたらしてゆかなければなりません。
平成18年、多くの方々から期待され頂いた衆議院の議席、その責務を全うするために全力で戦って参ります。どうか、今年も皆様のお力を、私、石原ひろたかに是非共お貸し頂き、我が国が直面する危機的時代を乗り越える為にも、石原ひろたかは、国家・国民のためにやります。全力でやります。
平成18年1月 石原ひろたか