第193回 国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会(平成29年3月16日)

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松野委員長 以上で大臣の所信表明は終わりました。

 次に、平成二十九年度科学技術関係予算の概要について説明を聴取いたします。石原内閣府副大臣。

石原副大臣 内閣府副大臣の石原宏高でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 平成二十九年度科学技術関係予算案について、その概要を説明いたします。

 平成二十九年度の科学技術関係予算案の総額は三兆四千八百六十八億円となっております。このうち、一般会計分が二兆九千十八億円、特別会計分が五千八百五十一億円となっております。この一般会計のうち、科学技術関係予算の中核となる科学技術振興費が一兆三千四十五億円となっております。

 平成二十九年度科学技術関係予算の編成に当たっては、昨年五月に閣議決定した科学技術イノベーション総合戦略二〇一六を確実に実行し、ソサエティー五・〇を実現すべく、総合科学技術・イノベーション会議が司令塔機能を発揮して、関係府省の局長級職員から構成される予算戦略会議を開催し、概算要求の段階から主導してきました。

 具体的には、総合科学技術・イノベーション会議がみずから牽引し、府省や分野の枠を超えて、基礎研究から実用化、事業化までを見据えた研究開発等を推進する戦略的イノベーション創造プログラム、SIPを平成二十六年度に創設、開始しましたが、これを継続的に力強く推進していくため、必要な経費を内閣府において計上しております。

 また、人工知能・IoT、持続的成長と地域社会、安全・安心、地球規模課題といった重要課題の解決に向けた取り組みや、科学技術イノベーションの基盤的な力の強化に向けた取り組み等の推進に必要な経費を関係府省において計上しております。

 以上で平成二十九年度科学技術関係予算案の説明を終わります。よろしくお願いいたします。

松野委員長 以上で説明は終わりました。