瀬戸内海環境保全特別措置法の一部を改正する法律案(内閣提出、参議院送付)
○議長(大島理森君) 日程第一、瀬戸内海環境保全特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
委員長の報告を求めます。環境委員長石原宏高君。
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〔石原宏高登壇〕
○石原宏高君 ただいま議題となりました法律案につきまして、環境委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
本案は、瀬戸内海における生物の多様性及び生産性の確保を図るため、関係府県知事が栄養塩類の管理に関する計画を定めることができる制度を創設するとともに、自然海浜保全地区の指定対象の拡充、国と地方公共団体及び地方公共団体相互間の連携の下における漂流ごみ等の除去、発生抑制等の措置を講じようとするものであります。
本案は、参議院先議に係るもので、去る五月二十七日本委員会に付託されました。
委員会におきましては、翌二十八日に小泉環境大臣から趣旨の説明を聴取し、今月一日に質疑を行い、質疑終局後、採決いたしましたところ、本案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
なお、本案に対し附帯決議が付されましたことを申し添えます。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
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○議長(大島理森君) 採決いたします。
本案の委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大島理森君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。